◎
地域振興部長(阿部勝君) おはようございます。
議案つづりの1ページをお開き願います。ただいま議題となりました報告第1号、只出・
根岬漁港海岸災害復旧(陸閘・水門)工事の
変更請負契約に関する
専決処分の報告につきまして、命により
地域振興部長から御説明いたします。 この工事につきましては、
令和元年6月に議会の議決を得て、
工事請負契約を締結し、令和2年2月に
変更工事請負契約を締結し、施工したところでありますが、一部
設計変更に伴う
請負契約の変更について、
地方自治法第180条第1項の規定により
専決処分いたしましたので、同条第2項の規定により報告するものであります。 次に、
専決処分の内容について御説明いたしますので、2ページをお開き願います。
陸前高田市専決第11号、
専決処分書であります。 工事名は只出・
根岬漁港海岸災害復旧(陸閘・水門)工事、
工事場所は
陸前高田市小友町
字唯出地内ほか、
請負者は
北日本機械株式会社であります。
変更内容でありますが、変更前の
契約金額3億3,779万5,700円を113万3,000円増額し、変更後の
契約金額を3億3,892万8,700円としたものであります。 主な
変更理由でありますが、
陸閘製作に係る
鋼材数量の増等によるものであります。 以上で報告第1号の説明を終わります。よろしくお願いいたします。
○議長(
福田利喜君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
福田利喜君) 質疑なしと認めます。 以上をもって報告第1号の議事を終わります。
△日程第6 報告第2号 令和元
年度陸前高田市
健全化判断比率の報告について
△日程第7 報告第3号 令和元
年度陸前高田市
資金不足比率の報告について
○議長(
福田利喜君) 日程第6、報告第2号、令和元
年度陸前高田市
健全化判断比率の報告について及び日程第7、報告第3号、令和元
年度陸前高田市
資金不足比率の報告についての報告2件を一括して議題といたします。 本2件に係る
提案理由の説明を求めます。当局。
◎
総務部長(
戸羽良一君) 議長。
○議長(
福田利喜君)
総務部長。 (
総務部長 戸羽良一君登壇)
◎
総務部長(
戸羽良一君) ただいま議題となりました報告第2号、令和元
年度陸前高田市
健全化判断比率の報告について及び報告第3号、令和元
年度陸前高田市
資金不足比率の報告につきまして、命により一括して
総務部長から御説明いたします。
議案つづりの3ページをお開き願います。初めに、報告第2号、令和元
年度陸前高田市
健全化判断比率の報告についてでありますが、
地方公共団体の財政の
健全化に関する法律第3条第1項の規定により、
地方公共団体の長は前年度の決算の提出を受けた後、
健全化判断比率を
監査委員の意見をつけて議会に報告し、かつ公表しなければならないとされているものであります。 内容でありますが、表の下段の括弧内の数字は
早期健全化基準で、
健全化判断比率のいずれかがこれ以上となる場合に、
財政健全化計画を定めなければならないこととなる基準であります。
一般会計を対象とした
実質赤字比率並びに
一般会計、各
特別会計及び
水道事業会計の全会計を対象とした
連結実質赤字比率は、
実質赤字の
標準財政規模に対する比率でありますが、どちらも
実質収支が黒字でありますので、数値は算出されないものであります。
実質公債費比率は、
一般会計の地方債の
元利償還金及び
下水道事業など、
公営企業債の
元利償還金への
一般会計からの繰出金なども含めた実質的な債務の
標準財政規模に対する比率でありますが、15.0%であります。 将来
負担比率は、
債務負担行為に基づく支出額など、
一般会計が将来負担すべき実質的な負債の
標準財政規模に対する比率で、
各種基金の残高を一定規模確保していることにより、数値は算出されないものであります。 次に、4ページをお開き願います。報告第3号、令和元
年度陸前高田市
資金不足比率の報告についてでありますが、報告第2号と同様に、
地方公共団体の財政の
健全化に関する法律第22条第1項の規定により、
公営企業を経営する
地方公共団体の長は、
当該公営企業の前年度の決算の提出を受けた後、
資金不足比率を
監査委員の意見をつけて議会に報告し、かつ公表しなければならないとされているものであります。 内容でありますが、
資金不足比率は
公営企業ごとの資金の
不足額の事業の規模に対する比率であります。表の令和元
年度陸前高田市
下水道事業特別会計から令和元
年度陸前高田市
水道事業会計まで、いずれも資金の
不足額はございませんので、
資金不足比率の数値は算出されないものであります。 以上で報告第2号及び報告第3号の説明を終わります。よろしくお願いいたします。
○議長(
福田利喜君) 次に、
監査委員から本2件に係る審査の結果について説明を求めます。
◎
監査委員(
宗宮安宏君) 議長。
○議長(
福田利喜君)
宗宮監査委員。 (
監査委員 宗宮安宏君登壇)
◎
監査委員(
宗宮安宏君) 令和元
年度陸前高田市
健全化判断比率及び
資金不足比率の審査結果について御報告いたします。
地方公共団体の財政の
健全化に関する法律第3条第1項及び同法第22条第1項の規定により、市長から私
ども監査委員の審査に付されました令和元
年度陸前高田市
健全化判断比率及び令和元
年度陸前高田市
資金不足比率について、その審査の経過と結果についての概要を御説明申し上げます。 審査に当たりましては、
実質赤字比率、
連結実質赤字比率、
実質公債費比率、将来
負担比率のそれぞれについての
健全化判断比率及び
資金不足比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類の計数が正確に計上され、適正に作成されているかどうかを主眼としながら、関係諸帳簿及び
証拠書類の
調査照合と、必要に応じ職員の説明を求めるなど、慎重を期した次第であります。 初めに、
健全化判断比率について御説明いたします。
審査意見書をお手元に配付いたしておりますが、令和元
年度陸前高田市
健全化判断比率におきましては、
一般会計、
公営企業会計ともに
実質黒字を生じていることから、
実質赤字比率、
連結実質赤字比率ともに数値が算出されないものであります。
実質公債費比率は15%で、前年度と同率であり、政令で定める
早期健全化基準の25%を下回っている内容であります。また、将来
負担比率は、
充当可能財源等が将来負担額を上回っていることから、数値が算出されないものであります。 次に、
資金不足比率について御説明いたします。
公営企業会計における
経営健全化基準は20%未満が
健全範囲とされておりますが、
資金不足比率の
算定対象となります
令和元年度の
陸前高田市
下水道事業特別会計、
陸前高田市
農業集落排水事業特別会計、
陸前高田市
漁業集落排水事業特別会計及び
陸前高田市
水道事業会計の4会計全てが
資金不足を生じていないことから、数値が算出されないものであります。 以上のことから、厳しい
財政環境下にありながらも
財政運営に努力されていると認めたところであります。 以上を申し上げまして、審査結果についての御説明といたします。
○議長(
福田利喜君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
福田利喜君) 質疑なしと認めます。 以上をもって報告第2号及び報告第3号の議事を終わります。
△日程第8 議案第1号
人権擁護委員の
候補者の推薦について
△日程第9 議案第2号
人権擁護委員の
候補者の推薦について
△日程第10 議案第3号
人権擁護委員の
候補者の推薦について
△日程第11 議案第4号
人権擁護委員の
候補者の推薦について
○議長(
福田利喜君) 日程第8、議案第1号、
人権擁護委員の
候補者の推薦についてから日程第11、議案第4号、同件名までの議案4件を一括して議題といたします。 本4件に係る
提案理由の説明を求めます。当局。
◎市長(
戸羽太君) 議長。
○議長(
福田利喜君) 市長。 (市長 戸羽太君登壇)
◎市長(
戸羽太君) ただいま議題となりました議案第1号から議案第4号までの
人権擁護委員の
候補者の推薦につきまして、一括して
提案理由を御説明いたします。
議案つづりの1の1ページをお開き願います。本4件は、いずれも
人権擁護委員7人のうち4人の任期が本年12月31日をもって満了することに伴い、後任の
候補者の推薦について、
人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めようとするものでございます。 初めに、議案第1号でありますが、菅野幸氏を引き続き後任の
候補者として推薦しようと御提案するものでございます。 1の2ページをお開き願います。菅野幸氏は、
参考資料の
経歴書のとおりでございまして、平成23年7月から現在に至るまで
人権擁護委員として御尽力をいただいているところであり、広く
地域社会の実情に精通し、人格、
識見ともに優れた方でございますので、引き続き
人権擁護委員候補者として御推薦申し上げる次第でございます。 次に、
議案つづりの2の1ページをお開き願います。議案第2号でありますが、
蒲生由美子氏を引き続き後任の
候補者として推薦しようと御提案するものでございます。 2の2ページをお開き願います。
蒲生由美子氏は、
参考資料の
経歴書のとおりでございまして、平成24年1月から現在に至るまで
人権擁護委員として御尽力をいただいているところであり、広く
地域社会の実情に精通し、人格、
識見ともに優れた方でございますので、引き続き
人権擁護委員候補者として御推薦申し上げる次第でございます。 次に、
議案つづりの3の1ページをお開き願います。議案第3号でありますが、
佐々木貞子氏を引き続き後任の
候補者として推薦しようと御提案するものでございます。 3の2ページをお開き願います。
佐々木貞子氏は、
参考資料の
経歴書のとおりでございまして、3の3ページをお開き願います。平成30年1月から現在に至るまで
人権擁護委員として御尽力をいただいているところであり、広く
地域社会の実情に精通し、人格、
識見ともに優れた方でございますので、引き続き
人権擁護委員候補者として御推薦申し上げる次第でございます。 次に、
議案つづりの4の1ページをお開き願います。議案第4号でありますが、松村敦子氏を後任の
候補者として推薦しようと御提案するものでございます。 4の2ページをお開き願います。松村敦子氏は、
参考資料の
経歴書のとおりでございまして、平成31年3月まで岩手県教員として勤務されております。この間、平成25年4月、釜石市立大平中学校副校長、平成29年4月から大船渡市立赤崎中学校で校長として勤務され、
令和元年9月からは東日本大震災津波伝承館運営協議会委員を務められているところでございます。 以上申し上げましたとおり、松村敦子氏は教育現場での経験が豊富であるとともに、人格、
識見ともに優れた方でございまして、
人権擁護委員候補者として適任と存じますので、
候補者として御推薦申し上げる次第でございます。 以上、4人の推薦につきまして、何とぞ御賛同くださいますようお願いを申し上げまして、
提案理由の説明といたします。
○議長(
福田利喜君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
福田利喜君) 質疑なしと認めます。
○議長(
福田利喜君) お諮りいたします。 議案第1号から議案第4号までの議案4件については、議事の順序を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
福田利喜君) 御異議なしと認めます。
○議長(
福田利喜君) お諮りいたします。 初めに、ただいま議題となっております議案第1号、
人権擁護委員の
候補者の推薦については、「異議がない」という意見を付すことに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
福田利喜君) 御異議なしと認めます。 よって、本件は「異議がない」という意見を付すことに決しました。
○議長(
福田利喜君) 次に、議案第2号、
人権擁護委員の
候補者の推薦については、「異議がない」という意見を付すことに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
福田利喜君) 御異議なしと認めます。 よって、本件は「異議がない」という意見を付すことに決しました。
○議長(
福田利喜君) 次に、議案第3号、
人権擁護委員の
候補者の推薦については、「異議がない」という意見を付すことに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
福田利喜君) 御異議なしと認めます。 よって、本件は「異議がない」という意見を付すことに決しました。
○議長(
福田利喜君) 次に、議案第4号、
人権擁護委員の
候補者の推薦については、「異議がない」という意見を付すことに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
福田利喜君) 御異議なしと認めます。 よって、本件は「異議がない」という意見を付すことに決しました。
△日程第12 議案第5号
教育委員会の委員の任命について
○議長(
福田利喜君) 日程第12、議案第5号、
教育委員会の委員の任命についてを議題といたします。 本件に係る
提案理由の説明を求めます。当局。
◎市長(
戸羽太君) 議長。
○議長(
福田利喜君) 市長。 (市長 戸羽太君登壇)
◎市長(
戸羽太君)
議案つづりの5の1ページをお開き願います。ただいま議題となりました議案第5号、
教育委員会の委員の任命につきまして、
提案理由を御説明いたします。
教育委員会の委員につきましては、教育の機会均等、教育水準の維持向上及び地域の実情に応じた教育の振興を図るため、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により、議会の同意を得て任命をするものでございます。このうち1人の委員の任期が9月30日をもって満了することに伴い、その後任を引き続き任命しようとして議会の同意を求めるものでございます。 5の2ページをお開き願います。今回御提案申し上げております佐々木保伸氏は、
参考資料の
経歴書のとおりでございまして、平成27年12月から現在に至るまで
教育委員会の委員として、本市の教育行政の推進に御尽力をいただいているところでございます。 以上のように、佐々木保伸氏は人格、
識見ともに優れた方でございまして、引き続き
教育委員会の委員として任命いたしたく存じますので、よろしく御同意を賜りますようお願いを申し上げます。 以上申し上げまして、
提案理由の説明といたします。
○議長(
福田利喜君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
福田利喜君) 質疑なしと認めます。
○議長(
福田利喜君) お諮りいたします。 議案第5号は、議事の順序を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
福田利喜君) 御異議なしと認めます。 これより議案第5号、
教育委員会の委員の任命についてを採決いたします。 本件は、これに同意することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
福田利喜君) 御異議なしと認めます。 よって、本件はこれに同意することに決しました。
△日程第13 議案第6号
市道路線の廃止について
△日程第14 議案第7号
市道路線の変更について
△日程第15 議案第8号
市道路線の認定について
○議長(
福田利喜君) 日程第13、議案第6号、
市道路線の廃止についてから日程第15、議案第8号、
市道路線の認定についてまでの議案3件を一括して議題といたします。 本3件に係る
提案理由の説明を求めます。当局。
◎建設部長(堺伸也君) 議長。
○議長(
福田利喜君) 建設部長。 (建設部長 堺伸也君登壇)
◎建設部長(堺伸也君) ただいま議題となりました議案第6号、
市道路線の廃止についてから議案第8号、
市道路線の認定についてまでの議案3件につきまして、命により一括して建設部長から御説明いたします。
議案つづりの6の1ページをお開き願います。議案第6号、
市道路線の廃止についてでありますが、今回廃止しようとする路線、整理番号3807、下和野9号線は、土地区画整理事業の進捗に伴い、廃止しようとするものであります。 6の2ページは位置図でありますので、お目通しをお願いいたします。 次に、
議案つづりの7の1ページをお開き願います。議案第7号、
市道路線の変更についてでありますが、今回変更しようとする路線、整理番号0250、泊根岬線から、7の2ページをお開き願います。整理番号1272、久保長根線までの5路線は、主要地方道大船渡広田
陸前高田線の整備に伴い、起点または終点及び路線延長を変更しようとするものであります。 7の3ページは位置図でありますので、お目通しをお願いいたします。 次に、
議案つづりの8の1ページをお開き願います。議案第8号、
市道路線の認定についてでありますが、今回認定しようとする路線、整理番号3093、洞の沢西和野2号線から整理番号5324、町的場線までの4路線は、土地区画整理事業により整備される路線を新たに市道として認定しようとするものであります。 8の2ページ及び8の3ページは位置図でありますので、お目通しをお願いいたします。 以上で議案第6号から議案第8号までの議案3件につきまして説明を終わります。よろしくお願いいたします。
○議長(
福田利喜君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
福田利喜君) 質疑なしと認めます。
○議長(
福田利喜君) お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第6号から議案第8号までの議案3件は、
委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
福田利喜君) 御異議なしと認めます。 よって、本3件は
委員会の付託を省略することに決しました。
○議長(
福田利喜君) これより討論に入ります。討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
福田利喜君) 討論なしと認めます。
○議長(
福田利喜君) これより議案第6号から議案第8号までの議案3件を一括して採決いたします。 本3件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
福田利喜君) 御異議なしと認めます。 よって、本3件は原案のとおり可決されました。
△日程第16 議案第9号
陸前高田市
土地開発公社の解散について
○議長(
福田利喜君) 日程第16、議案第9号、
陸前高田市
土地開発公社の解散についてを議題といたします。 本件に係る
提案理由の説明を求めます。当局。
◎
総務部長(
戸羽良一君) 議長。
○議長(
福田利喜君)
総務部長。 (
総務部長 戸羽良一君登壇)
◎
総務部長(
戸羽良一君)
議案つづりの9の1ページをお開き願います。ただいま議題となりました議案第9号、
陸前高田市
土地開発公社の解散につきまして、命により
総務部長から御説明をいたします。
提案理由でありますが、
陸前高田市
土地開発公社を解散しようとして提案するものであります。
陸前高田市
土地開発公社は、昭和48年12月に設立され、これまで滝の里工業団地の造成や、東日本大震災後においては防災集団移転促進事業等における高台の用地取得等を実施するなど、市と連携しながら大きな役割を果たしてきました。 しかしながら、復興事業における
土地開発公社の役割も終え、今後大規模な公共用地の取得をする予定がないことや、経費の節減及び事務の効率化を進めるため、
陸前高田市
土地開発公社を解散しようとし、公有地の拡大の推進に関する法律第22条第1項の規定により、議会の議決を求めるものであります。 次に、解散の概要につきまして御説明いたしますので、9の2ページをお開き願います。議案第9号説明資料、解散概要であります。解散期日でありますが、岩手県知事の認可を受けた日であります。 残余財産の処分方法でありますが、公有地の拡大の推進に関する法律第22条第2項及び
陸前高田市
土地開発公社定款第25条第2項の規定に基づき、
陸前高田市に帰属することとします。 残余財産の見込額でありますが、
令和元年度決算時点において、土地6万9,646.13平方メートル、現金2,914万1,641円であります。 以上で議案第9号の説明を終わります。よろしくお願いいたします。
○議長(
福田利喜君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
福田利喜君) 質疑なしと認めます。
○議長(
福田利喜君) お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第9号は、
委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
福田利喜君) 御異議なしと認めます。 よって、本件は
委員会の付託を省略することに決しました。
○議長(
福田利喜君) これより討論に入ります。討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
福田利喜君) 討論なしと認めます。
○議長(
福田利喜君) これより議案第9号を採決いたします。 本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
福田利喜君) 御異議なしと認めます。 よって、本件は原案のとおり可決されました。
△日程第17 議案第10号
陸前高田市一般職の職員等の旅費に関する条例の一部を改正する条例
△日程第18 議案第11号
陸前高田市一般職の職員の
特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例
△日程第19 議案第12号
陸前高田市
市税条例の一部を改正する条例
△日程第20 議案第13号
陸前高田市立図書館条例の一部を改正する条例
△日程第21 議案第14号
陸前高田市まち・ひと・しごと総合戦略推進基金条例
△日程第22 議案第15号
陸前高田高等職業訓練校条例
△日程第23 議案第16号
陸前高田市学校教育施設整備基金条例
△日程第24 議案第17号 令和2
年度陸前高田市
一般会計補正予算(第6号)
△日程第25 議案第18号 令和2
年度陸前高田市
国民健康保険特別会計補正予算(第4号)
△日程第26 議案第19号 令和2
年度陸前高田市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
△日程第27 議案第20号 令和2
年度陸前高田市
介護保険特別会計補正予算(第3号)
△日程第28 議案第21号 令和元
年度陸前高田市
一般会計歳入歳出決算
△日程第29 議案第22号 令和元
年度陸前高田市
下水道事業特別会計歳入歳出決算
△日程第30 議案第23号 令和元
年度陸前高田市
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算
△日程第31 議案第24号 令和元
年度陸前高田市
漁業集落排水事業特別会計歳入歳出決算
△日程第32 議案第25号 令和元
年度陸前高田市国民健康保険
特別会計歳入歳出決算
△日程第33 議案第26号 令和元
年度陸前高田市後期高齢者医療
特別会計歳入歳出決算
△日程第34 議案第27号 令和元
年度陸前高田市介護保険
特別会計歳入歳出決算
△日程第35 議案第28号 令和元
年度陸前高田市
水道事業会計決算
○議長(
福田利喜君) 日程第17、議案第10号、
陸前高田市一般職の職員等の旅費に関する条例の一部を改正する条例から日程第35、議案第28号、令和元
年度陸前高田市
水道事業会計決算までの
条例案7件、
補正予算案4件及び決算8件の計19件を一括して議題といたします。 本19件に係る
提案理由の説明を求めます。当局。
◎市長(
戸羽太君) 議長。
○議長(
福田利喜君) 市長。 (市長 戸羽太君登壇)
◎市長(
戸羽太君) ただいま議題となりました議案第10号から議案第28号までの19件につきまして、
提案理由の御説明を申し上げます。 初めに、議案第10号、
陸前高田市一般職の職員等の旅費に関する条例の一部を改正する条例につきましては、国家公務員等の旅費支給規程の一部改正に伴い、所要の改正をしようとして提案するものでございます。 次に、議案第11号、
陸前高田市一般職の職員の
特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例につきましては、新型コロナウイルス感染症から市民の生命及び健康を保護するために緊急に行われた措置に係る作業に従事した職員に対して、特例として支給する防疫等作業手当について規定をしようとして提案するものでございます。 次に、議案第12号、
陸前高田市
市税条例の一部を改正する条例につきましては、地方税法の一部改正に伴い、所要の改正をしようとして提案するものでございます。 次に、議案第13号、
陸前高田市立図書館条例の一部を改正する条例につきましては、指定管理者による管理に関し、必要な事項を定めるため、所要の改正をしようとして提案するものでございます。 次に、議案第14号、
陸前高田市まち・ひと・しごと総合戦略推進基金条例につきましては、企業版ふるさと納税制度による企業からの寄附金を活用し、本市のまち・ひと・しごと総合戦略の基本目標の達成に資する事業を推進するため、
陸前高田市まち・ひと・しごと総合戦略推進基金を設置しようとして提案するものでございます。 次に、議案第15号、
陸前高田高等職業訓練校条例につきましては、
陸前高田高等職業訓練校の設置及び管理に関し、必要な事項を定めようとして提案するものでございます。 次に、議案第16号、
陸前高田市学校教育施設整備基金条例につきましては、学校教育施設の整備に要する経費の財源に充てるため、
陸前高田市学校教育施設整備基金を設置しようとして提案するものでございます。 次に、議案第17号、令和2
年度陸前高田市
一般会計補正予算(第6号)は、新型コロナウイルス感染症対策に係る関連事業費、東日本大震災に係る復旧、復興関連事業費、令和2年7月豪雨災害に係る災害復旧事業費、人件費等の補正を計上し、併せて
債務負担行為及び地方債の補正をしようとするものでございます。 次に、議案第18号、令和2
年度陸前高田市
国民健康保険特別会計補正予算(第4号)は、診療施設勘定において、二又診療所及び広田診療所に係る人件費等の補正をしようとするものでございます。 次に、議案第19号、令和2
年度陸前高田市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)は、システム改修に伴う業務委託料の補正をしようとするものでございます。 次に、議案第20号、令和2
年度陸前高田市
介護保険特別会計補正予算(第3号)は、保険事業勘定においては新型コロナウイルス感染症対策に係る高齢者サロンオンライン体制整備関連事業費等の補正、介護サービス事業勘定においては新型コロナウイルス感染症対応に係る慰労金の補正をしようとするものでございます。 次に、議案第21号から議案第28号までの8件でございますが、
令和元年度の
一般会計歳入歳出決算、各
特別会計の歳入歳出決算及び
水道事業会計決算につきまして、
監査委員の意見をつけて認定に付するものでございます。 以上、
提案理由の概要を申し上げましたが、これらの議案の細部につきましては、審議に際しまして、副市長以下関係部課長等をして説明させていただきますので、慎重に御審議の上、御賛同くださいますようお願いを申し上げまして、
提案理由の説明といたします。
○議長(
福田利喜君) 次に、決算案8件について、
監査委員から
審査内容の説明を求めます。
◎
監査委員(
宗宮安宏君) 議長。
○議長(
福田利喜君)
宗宮監査委員。 (
監査委員 宗宮安宏君登壇)
◎
監査委員(
宗宮安宏君) 初めに、
令和元年度
一般会計及び
特別会計決算の
審査内容について、その概要を御説明申し上げます。 審査に当たりましては、歳入歳出決算書、同事項別明細書、
実質収支に関する調書及び財産に関する調書が
地方自治法及び
陸前高田市条例並びに関係諸法令に準拠して適正に作成されているかどうか、各会計における決算計数が正確であるか、予算が適正かつ効率的に執行されているか、財産の管理及び処分が適正に行われているか、また
地方自治法第241条第5項の規定により審査に付された各基金の運用状況が設置目的に沿って確実かつ効率的に運用されているかどうかについて着目し、審査をいたしました。 結果といたしましては、各会計の決算書はいずれも関係諸法令等に準拠して適正に作成されているものであります。 また、毎月実施してきました
例月出納検査や
定期監査を通して予算の執行を監査してきたところであり、予算議決の趣旨に沿い、全般的に適正かつ効率的に執行がなされたものと認めたところであります。 財産に関する調書においては、示された公有財産、基金等の記載高は正確であり、各基金の運用状況もその設置目的に沿って運用されているものと認めたところであります。 なお、審査結果の詳細につきましては、お手元に配付いたしております
審査意見書のとおりでありますが、
令和元年度
一般会計及び各
特別会計決算を総括し、千円単位で申し上げますと、歳入は898億8,697万4,000円、歳出は863億1,279万5,000円、歳入歳出差引き総額は35億7,417万9,000円で、翌年度に繰り越すべき財源16億2,753万7,000円を差し引いた
実質収支は前年度より11.5%減の19億4,664万2,000円の黒字を計上して年度を完結しているものであります。
令和元年度は、
陸前高田市震災復興計画から
陸前高田市まちづくり総合計画へと持続的なまちの創造を目標とする行政運営の最上位計画が継承された初年度であり、復旧、復興の状況につきましては、道路、橋梁、消防屯所及び漁港海岸施設等の災害復旧事業の推進と併せ、昨年7月には今泉地区コミュニティセンターの建設工事に着手するなど、被災市街地復興土地区画整理事業の進展による同地区への住宅再建とともに、被災後のコミュニティの再生に向けた大きな取組がなされたところであります。 また、9月には三陸観光のゲートウエーとしての役割を担う高田松原津波復興祈念公園、道の駅高田松原等がオープンし、1月には中心市街地において新たな地域交流の拠点となるアムウェイハウスまちの縁側が完成するなど、震災からの復旧、復興と住まいと生業の再生に向け、大きく前進した1年となった年でありました。 なお、完成自体は令和2年度となるものの、市民文化会館や高田松原運動公園の整備など、多くの市民が待ち望み、今後の交流人口拡大の核となるべき施設の復旧についても、
令和元年度に大きく建設事業が展開された点については、特筆すべき成果の一つであると認識するものであります。 さて、今後の行
財政運営に当たっては、復旧、復興事業の完遂を目指しつつ、引き続き国県への財政支援要請などによって各予算の確保を図られるとともに、各種事業の達成に向けた取組に期待するものであります。 結びに、持続可能なまちづくりという大きな目標の達成のためには、復旧、復興事業以外の事業との均衡の取れた施策とともに、少子高齢化の進展と人口減少社会の到来による社会経済情勢の変化を捉え、来るべき復興後を見据え、一つ一つの収入支出に意を用い、より効率的な
財政運営を期待するものであります。 次に、令和元
年度陸前高田市
水道事業会計決算の
審査内容について御説明申し上げます。 審査に当たりましては、地方
公営企業の経営の基本原則である経済性の発揮と、本来の目的である公共の福祉増進に配慮して運営されているかどうかに着目しながら、会計諸帳簿及び
証拠書類の調査、照合と、必要に応じ職員の説明を求めるなど、慎重を期した次第であります。 結果といたしましては、決算に関する関係書類は地方
公営企業法及び関係法令等に準拠して作成され、その計数は正確であると認めるものであります。 詳細につきましては、
審査意見書をお手元に配付いたしておりますが、決算を総括し、千円単位で申し上げますと、事業収支において3,360万3,000円の純利益を計上しているものであり、また資本的収支においては資本的収入額から翌年度へ繰り越される支出の財源充当額を除いた収支差引額6,187万2,000円の
資金不足が生じましたが、内部留保資金で全額補填しているものであります。
令和元年度における水道施設の主な整備では、区画整理事業の進展に併せ、引き続き配水管布設工事が実施され、復興祈念公園や高田松原運動公園に関連する配水管布設工事も実施されたところであります。 また、簡易水道事業においては、横田地区における配水管の布設工事が完了し、区域内の給水が開始されるなど、未給水区域の解消に努めたところであります。あわせて、継続的に取り組んでいる既存老朽管布設替工事を進めるとともに、ポンプ場の設備更新を行うなど、市民への水道水の安定供給に向けた取組が図られている内容であると認めたところであります。 結びに、水道事業をめぐる経営環境は引き続き厳しいものとなっていることを認識した上で、
公営企業の基本原則である公共性、経済性に鑑み、着実な事業推進を図るとともに、コスト意識を持って健全な経営に努められ、より安全でおいしい水道水の安定供給を維持し、市民生活を取り巻く環境水準の向上に寄与されるよう望むものであります。